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円熟味を増すリリングによる、ハイドンのミサ曲。オレゴン音楽祭で録音された「テレジア・ミサ」は、ライブ録音らしく、熱気にあふれたもの。また、少し前の録音になる「戦時のミサ」は、隅々まで配慮の行き届いた、完成度の高い演奏となっています。この2曲とも晩年の作品群 に属しますが、晩年のミサ曲群の中で交響曲の様式が存分に発揮できたので、ロンドンから帰国後、ハイドンは交響曲を書かなかったという研究もあるほど。ハイドンが晩年に到達した、… ハイドン(1732-1809)の中期の作品であるこの「トビアの帰還」は傑作「天地創造」や「四季」に比べ、ほとんど演奏される機会はありません。音楽史的にもずっと忘れられた存在として扱われて来ましたがこのように精彩漲る演奏で聴いてみると「なぜもっと聴かれないのだろう?」と不思議に思うばかりです。この録音は合唱曲を2 曲追加した1784 年版を使用したもので、名ソプラノ、インヴェルニッツィ等の情感豊かな歌の素晴らしさも特筆ものです… バッハのカンタータ全集を録音し、ハイドンの初期・中期ミサ曲を録音したリリングが、満を持して、晩年の有名な2曲のミサ曲を録音。これら2曲は、それぞれの「グローリア」の中の「世の罪を除きたもう主よ」に、「ネルソン・ミサ」には、モーツァルトの「レクイエム」の「不思議なる響きのラッパが」からの引用が、「天地創造ミサ」には、自身のオラトリオからの引用が含まれています。リリング率いる演奏陣は、優れたアンサンブル力と、長年の積み重ねによる… 巨匠ハイドンが成熟の末にたどついた至高の境地 ハイドンの声楽曲の分野での二大傑作、オラトリオ「天地創造」と「四季」は、今日の日本でも人気曲の地位を占めています。壮麗さという点では「天地創造」に一歩譲りますが、長年の創作活動の末に晩年のハイドンがたどりついた高みが、聴く者に感動を与えます。自作の引用あり、動物の声などの自然描写ありとス… オリジナル楽器のみならずモダン・オケへも果敢にピリオド・アプローチを持ち込み、シュッツからブルックナー、マーラーまで名作の数々にあらたな可能性を切り開いてきたノリントン。ハイドンについても録音に比して、実演で力を注いできたのは記録からも知られるところ。最近も2007年のプロムスに、自身が2006年よりアーティスティック・アドヴァイザーを務めるアメリカ最古(1815年創立)のピリオド・アンサンブル&合唱団「ヘンデル・アンド・ハ… ジョン・エリオット・ガーディナー指揮 イングリッシュ・バロック・ソロイスツ モンテヴェルディ合唱団 シルヴィア・マクネアー(S) ドナ・ブラウン(S) ミヒャエル・シャーデ(T) ジェラルド・フィンレイ(BS) ロドニー・ジルフリー(BS) ヴォルフガング・ゲネンヴァイン(指揮) ルートヴィヒスブルク・フェスティヴァル管弦楽団 南ドイツ・マドリガル合唱団 ヘレン・ドーナト(ソプラノ) アダルベルト・クラウス(テノール) クルト・ヴィトマー(バリトン) |
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