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これはカラヤンの傑作であり、たとえようもなく磨き抜かれた音と表情です。ベルリン・フィルのヴィルトゥオジーをいまさらながら再認識させられますが、カラヤンはこうした名技性を極限まで活かしきり、純音楽的かつ高度な洗練をもって曲を再現しています。この指揮者の個性ともいえる感覚美を表わしながら快く流動し、朗々と鳴り響く演奏で、それによって表題的なおもしろさがさらに際立つ結果になっています。1980年録音。(竹音堂) ドイツ・オーストリア音楽の権威として、ドイツ各地の名門オケに客演を続けた巨匠カール・ベーム。当CDはフランクフルト放送交響楽団に客演した一連のライヴ名演集で、ケンプとのモーツァルト:ピアノ協奏曲第22番は、そもそも共演が珍しい上に、ケンプにとってもクレー共演盤しかなかったレパートリーとあって、貴重です。ベートーヴェンも晩年の重厚さを先取りしたような風格がお見事。そして、エキスパートとして君臨したリヒャルト・シュトラウスの音楽… ファン待望、アーベントロートのブラームス全集。当盤は第1番を爆演として名高いバイエルン国立管で収録しております。ウィーンフィルで言えば数少ない定期演奏会にあたるバイエルン国立歌劇場管に於けるアカデミー・コンサート・ライヴで、ミュンシュも驚く劇場的な名演で広く知られたもので、終楽章など聴いて元気が出ます、音質良好。第2番は極めて珍しい演奏で、ウルトラフォン原盤と見られ、SP復刻で音量の不統一なども修正されております。第3、第4… スイスの巨匠アンセルメ+ベルリンフィルという夢の共演。フルトヴェングラー没後3年経たないベルリンフィルは、ごついサウンドを聞かせます。アンセルメはドイツ音楽にも一家言あり、相当な自信を持っていただけに、独墺音楽、ラテン音楽ともに見事な統率振りです。お得意の「海」も華麗なだけでなく、自由自在なアゴギグを駆使し、構造の見事さを高らかに誇示します。ファリャではド迫力の音響を楽しませてくれます。モーツァルトでは相性の良かったカサドシ… 巨匠カラヤン晩年のブラームス・ツィクルス。水準高い仕事振りはカラヤンならではで、色気溢れるブラ2の第二楽章やブラ4。気宇壮大の第1番。スタイリッシュな第3番と非の打ち所のない全集です。カラヤンの唸り声が随所に聴かれます。 2008年10月24日から1年間の期間限定販売 カラヤン生誕100周年を記念して、NHK秘蔵の写真、音源、映像を惜しみなく収録したDVD1枚+CD9枚のBOX。NHKアーカイブスに残された写真、音源、映像をデジタル・リマスタリングして商品化。1966年の序曲「コリオラン」(映像、ステレオ)、1973年のドレスリハーサル、インタビューの… カルロスとシカゴ響の全プログラム。高性能を生かしつつ、クライバー独特の澄み切った叙情性を見事に獲得しています。互いを良く聴くアンサンブルで名高いシカゴ響とはもっと共演して欲しかったところです。CD1が1978年10月のライヴで極上のステレオ録音。CD2が二度目の共演となった1983年7月のライヴ。私蔵録音で、音質が悪いことをご承知置きください。 70年代のクライバーの凄みが堪能できるアルバム。いずれもドイツが誇る優秀放送オケとの共演です。完璧主義者で厳しい練習を要求するクライバーにもっとも相応しかったのはこうした経済的にも恵まれた放送オケだったのかも知れません。「トリスタン」など身も凍るような名演。ハイドンも晩年はレパートリーから外した希少演目。音質良好。 カルロスが最も親密だったバイエルン国立管とのライヴ集第二弾。「リンツ」、ブラ2はポンペイでのライヴ(モノラル)。音質は決して良くはないが、その清清しい音楽性に魅了されます。ブラ4をメインにしたアウディ主催のインゴルシュタット・ライヴ(ステレオ)は久々の指揮であり、手探りしながら始まり徐徐に輝きを取り戻すドキュメント的な面白さが通にはたまりません。 カルロス・クライバー最後のツアーとなった、一連のコンサートから、1999年2月ヴァレンシアに於けるライヴ。以前よりもしっとりとした味わいが深く、第4番の緘徐楽章など神秘的な美しささえ見せています。第7番フィナーレの快進撃、アンコール「こうもり」序曲のゴージャスな響き。どこをとってもクライバー節。音質はこもりがちですが、一般視聴には問題ないレベルです。 |
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